なかなか星空の撮影に行けていませんが、機材が増えました。
タカハシのP-2S赤道儀です。ワンオーナー品で、フル装備の逸品。
1991年、前オーナーはアトム横浜店で複数台のP-2Sの中から、シリアルナンバーが気に入った当個体を購入されたのだそう。昔はタカハシの在庫赤道儀が山積みだったらしいです。今では考えられないですね^^;;
塗装状態、クランプの動きを見ても、非常に大切に使われていたことがよくわかります。
末長く使わせていただきます。
モーターはK-ASTECのAMD-1NCを取り付けています。暗視照明付きで、給電はUSB 5V。消費電力は~0.3 W。その辺のモバイルバッテリーでも、数日間は余裕で駆動できます。
モーターのギアはハーフクラッチになっており、クラッチと歯車の間にウェーブワッシャーが組み込まれています。これによって、「追尾動作中でもハンドルを回せば微動ができる」という動作を可能にしています。
非常に精巧に作り込まれており、特にクラッチはいつまでも触っていたくなる、滑らかな動きをしています。
(AMD-1NCを使っている方がこの写真を見ると、「クラッチの表裏が逆!」と怒られそうですが、これは故意でやっています。ギアカバー面とクラッチつまみ部までの距離を長くするためです。ただし、その場合は固定用ビスを外したほうが良いです。)
さぁて、これで我が家の赤道儀は3台になってしまいました。
遠征地での機材セットアップがさらに大変になりそうです。