年度またぎ遠征 (2023/03/31)

題名の通り、年度またぎの3/31~4/1にかけて、高校の同期と山梨県清里へ遠征してきました。

太い月はありましたが、月没から薄明まで1時間以上あったのと、月があるほうが観望には適していると思い、決行しました。

高校同期のLINEグルに遠征の勧誘をしたのは遠征前日でしたが、すぐにフッ軽が3人集結しました。マジで最高(笑)。ありがたい。

出発時のトラブル

遠征時のトラブルは付きものですが、今回はひどかった。

トラブルその1。空前のレンタル予約の取り消し。。。

車はTimesで借りたのですが、時間になって借りようとしたら、なんと予約が取り消しされている。。。

電話で確認すると、「該当車両が事故車扱いになったので予約をキャンセルさせていただきました」とのこと。いやいや、困るてw

おそらくバッテリー切れの類だと思うので仕方ない話ではありますが、それで仮の車両予約がなされてなかったというのが一番の驚きでしたね。

トラブルその2。車の状態がよろしくない。。。

なんだか、電話対応だと埒が明かなかったので、結局ほかの駐車場の車の予約を取り直し。結局、出発時間は予定より1時間遅れました。

そして車に乗り込み、みんな半笑い。そう、窓がえらく汚いのであった(笑)

もはや危険レベルの窓の汚さ

カーシェアの場合洗車は無料でできるのですが、基本乗客が任意で行うものです。そのため、不運が重なると数か月洗車されていないような車にバッティングすることもあるようです。

加えて、給油も乗客の任意なのですが、今回借りた車は借りた時点で10段階中の2しかガソリンが入っていませんでした。給油前にガス欠しちゃいますよ、、、怖すぎ。

トラブルその3。都心のガソリンスタンド、夕方には閉まってしまう問題。。。

出発は21時だったのですが、近所のスタンドが軒並み閉店している。

今回の場合洗車もしてほしかったので有人のスタンドに寄りたかったのですが、調べてみると、早いところだと19時、長くても22時までしかやっていません。。。

そしてようやく高速入り口地点で空いているスタンドを発見したのですが、洗車は15時までとのこと。どうなってんねん(笑)

結局、ガソリンだけ入れて談合坂まで行きましたが、案の定洗車機はなかったので、売店でタオルを買って自分たちで軽く洗車しました。

皆さんも、夜間の東京都心に車でお越しの際はご注意を。

 

遠征地着。観測開始

月明かりがあるうちは、先にお越しになっていた星空案内人の方も交えて、月、M13、M81&82、アルビレオなどを眼視観測で楽しみました。

観測には、ある方からお借りしているFOA-60Q + KASAI EZPと、手持ちのAP赤道儀を使用しました。セットアップまでに10分程度しかかからないので、お手軽観望にはピッタリ。

月を導入中の私 (友人がスマホで撮影)

しかし、まだまだ天体を手動で導入するには腕が足りていないことを痛感しました。本当はもっといろいろな天体を見せてあげたかったのですが。。。精進します(^^;;

現地では、銀河撮影を楽しんでいらっしゃった星空案内人の方とお話できました。

星が何等星まで見えているかをこぐま座を利用して判別する方法や、星空案内人の資格を取得するまでの経緯など、いろいろなお話をしました。月が沈む前には帰られてしまいましたが、とても充実した時間でした^^

 

月没後。お楽しみの時間

本当は始終眼視観測をするつもりでしたが、あまりの天の川の濃さに我慢できず、赤道儀を撮影用に回し、広角レンズでの撮影に切り替えました。

友人たちも、スマホで天の川撮影を楽しんでいたので、時々撮影中の写真を見せつつ、黙々と撮影。成果は以下。

アンタレス~デネブ
2023/4/1 @清里美し森
Lens: AF-S Nikkor 14-24 1:2.8G ED (f2.8)
Camera: D810A
Mount: Vixen AP
Exposure: ISO 800 / SS 120 sec × 4
Filter: 自作フィルター

夏の大三角を横切る天の川
2023/4/1 @清里美し森
Lens: AF-S Nikkor 14-24 1:2.8G ED (f2.8)
Camera: D810A
Mount: Vixen AP
Exposure: ISO 800 / SS 120 sec × 6
Filter: 自作フィルター

遠征後記

ところで、今回の遠征は年度またぎということで、友人のうち2人は社会人、自分は学部生 => 院生 となる節目の日でした。

このような節目を、共に満点の星を眺めながら迎えられるのは、なんだか感慨深いものがあります。

新年度最初の集合写真

このような関係をこれからもずっと大切にしていきたいと、心の底から思ったほしがらすなのでした。