勾玉星雲遠征 @山梨育樹祭

就活がひと段落したので、また遠征してきました。3ヶ月連続です。

遠征地では、静岡西部から自分と同年代のR200SS+SXP+294MM使いの方、埼玉からε-160ED+2600MC+AM5 使いの方とお会いしました。大体機材で相手のことを認識してしまうの、天文あるあるなのですかね。

22時過ぎには後輩のOくんも。一人でメイン級の機材を3セット持ってきており、トラブルに苦戦していたようでしたが、ちゃんと成果出せそうかな。。。

 

明け方はちょっと急いでいたので、今回初めてお話しさせていただいたお二人のSNSアカウント等を聞くの忘れてしまいました。

帰りは月曜の朝だったこともあって、思いっきり渋滞にハマり大変でした。。遅くても4時半には現地出発しないとダメですね。

撮影風景
Result

今回は勾玉星雲を6時間かけて撮影しました。

これで ε-160ED は3回目の実運用ですが、本当にいい鏡筒です。

[勾玉星雲・髑髏星雲・スパイダー星雲]
Telescope: Takahashi ε-160ED (530mm f3.3)
Camera: Nikon D810A
Mount: Takahashi 90S (AMD-2N)
Exposure: ISO 640 / SS 180 sec × 127 , Total 6 hour 21 min
Process: Stella Image9, Photoshop CS5, Photoshop Lr

この領域は天の川にかかっていることもあり、カラフルな星々がひしめき合っています。そのため、星の煌めきと星雲の透明感を意識しながら処理をしていますが、少しギラギラしてしまったかもしれません。画像処理の腕はまだまだです。。

拡大するとより一層楽しめます。


気温と湿度

今回は マイナス11℃を下回りました。この寒さのせいでP-2S赤道儀クランプ周りのグリスが硬くなり、操作が困難になったのが辛かったですね。時間ができたときに分解清掃&グリス交換しようと思います。

撮影後に鏡筒のフードを外したら内壁にまで少し氷が張りかけていてビビりましたが、開口部に近い部分だけだったので、とりあえず特に対策はしないこととします。

 

ところで山梨育樹祭記念公園、すっかり気に入ってしまいました。

木々があって視界がやや狭いのが難点ですが、自宅から1時間半程度とアクセスが非常に良く、富士山もよく見え、南の空が朝霧よりやや暗い (主観) という利点があります。

ここで撮影できそうな対象がまだまだたくさんあるので、これからもしばらく通い続けることになりそうです。

 

Omake

サブ機材で撮影した作品たちです。

[ペルセウス座]
Lens: Canon EF35mm 1:1.4 (→f 4.0)
Camera: Canon EOS Kiss X5 (SEO-SP3)
Mount: Takahashi P-2S (AMD-1NC)
Exposure: ISO 800 / SS 180 sec × 24 , Total 1 hour 12 min
Process: Stella Image9, Photoshop CS5, Photoshop Lr
Filter: 自作フィルター (Lee No.3より弱め)

※ 画面中央 右下の黒っぽいのはセンサー汚れです (^^;;

※ レンズの焦点距離が間違っていたので修正 (2023/12/27 追記)

[冬のダイヤモンドと富士山]
Lens: Nikon AF-S Nikkor 14-24mm f2.8G ED
Camera: Nikon D500
Exposure: ISO 1600 / SS 13 sec × 2
Process: Photoshop 2024, Photoshop Lr
Filter: Lee No.3