内房の旅

高校の友人たち3人と1泊2日の内房の旅に行ってきました。

今回は、写真のお供としてD810Aと旧サンヨン、大三元14-24 f2.8をセレクト。

 

川崎集合でレンタカーを借り、アクアライン経由で内房へ。

 

はちみつ工房

君津市にある「はちみつ工房」

5種類のハチミツを試飲させていただいた。そばの花由来のハチミツはほぼ黒蜜、カラスザンショウはスパイシーな味。花の種類によって5者5様の風味があり、ハチミツの世界の奥深さに触れた。

床もハニカムタイルだったらしい (今気づいた)。

 

館山城

内部は南総里見八犬伝に関する博物館になっている。

八犬伝は朝ドラの「らんまん」でも登場するので、せっかくなので読んでみるのもいいかもしれない。

館山城

館山城展望台からの景色
沖ノ島

館山市の西側に突き出た、陸続きの島です。ここでは夕日を見ました。

夕日で輝く波しぶき

友人たち3人のシルエット

野島崎灯台

野島崎灯台からの一望

水墨画のような海岸

野島崎灯台は潮風が凄まじく、メガネもレンズも真っ白になった。

海岸の形状が内房・外房の砂浜とは大きく異なり、岩場が目立つ。地層も斜めに入っているものが多かったので、隆起によって海のそこの硬い岩盤が持ち上がって形成されたらしい。この辺り、調べてみると面白そうだ。

富山 (とみさん)

千葉県にある標高340mほどの山の名前である。

北峰は通行止めで入れないと勘違いし、南峰にだけ上って下山してしまった。後から調べてわかったが、北峰の景色の方がよかったらしい。。もったいない。

ちなみに、南峰は写真のような廃墟だった。

かかった時間は、往復で2時間弱。これはまたリベンジしないとかな。。。

勝山寮

母校の寮である。年に一度、4泊5日の臨海合宿がここで行われ、神伝流の日本古式泳法を習得する。最終日には3kmの遠泳を行い、沖へ出て隣の浜までみんなで泳ぐ。

sites.google.com

なんか楽しそうな行事のように書かれているが、途中何度か死ぬんじゃないかと思ったくらいきつかった記憶がある。師範たちの指導も厳しかった。ただ、友人たちと仲が深まり、精神的にも成長がある行事であった。

玄関

師範たちが乗る和船

当時宿泊した大部屋

寮からの景色
思えば空に星を探す習慣は、ここで友人と天の川を見たあの日から始まったのかもしれない。

2019年に直撃した台風によって、この施設も甚大な被害を受けた。管理人さんによると、窓ガラスは全て割れ、畳は腐り、フローリングは捲れ上がっていたらしい。さらにコロナで行事が中止され、先代の管理人が若くして亡くなったために手入れが行き届いておらず、中庭の植物も荒れ放題だったとか。

それを今の管理人さんが整備してくださり、無事今年毎年恒例の行事を復活させてくださった。

実に7年ぶりにここを訪れたわけだが、昨日のことのように当時の記憶が蘇った。

また利用したい。