この週末は新月期でしたが、2週間前にも行っているし、あまり晴れそうな気配もなかったということで星空遠征は早々に諦め、久々に野鳥撮影に出かけることにしました。
久々というか、振り返ってみれば野鳥撮影のためにどこか遠出するのは多分3回目くらい。
今回は、かねてより憧れの地だった千葉県船橋市の干潟、「三番瀬」に行ってきました。
武蔵野線の支線に囲まれるような駅の配置になっていて、なかなか興味深い立地をした駅です。ただ、各駅停車しか止まりませんし、武蔵野線もここだけ避けるような感じになっていて、若干便は悪いです ( 特に西船橋方面から行く場合!!)
二俣新町駅から三番瀬までは、海岸まで続く大きな通りを25分ほど歩くと到着。数字にすると大したことなさそうですが、25 分も単調で真っ直ぐな道を歩き続けるのって結構きついです。せめて自転車が欲しい。。。駅の近くにレンタサイクルとかないかしら?
湾岸へ向かう真っ直ぐな道をただただ無心に歩き、8:00前に無事到着。
いいですねぇ、東京湾が一望でき、彼方では黒い無数の大群が空を舞っています。。。
朝霞のせいもあってか、なんだかとても幻想的な風景。
巨砲を構えるバーダーさんもちらほら。
自分は 「Nikon D500 + AF-S Nikkor 300 mm f/4D IF-ED (旧サンヨン)」 で挑みます。
いざ、、、!
さて、ここから干潟の中へ入っていくのですが、、、
干潮の2時間前ですが、まだ結構干潟全体に水が張っている。。。鳥たちが集まっている場所まで行くには確実に数 cmはありそうな水溜まりを渡っていかなくてはならない。。。
そしてふと自分の足元に目をやると、、、
久々に朝早起きしてぼんやりしていたのでしょう。なんとフツーのスニーカーで来てしまった!せっかく玄関に長靴置いておいたのに!!爆笑
というわけで、靴下を脱いで、靴はずぶ濡れになる覚悟で足を突っ込んでいきます!笑
一度干潟を歩けばわかりますが、本当にすごい数のカニがいます。カニ穴が数mm間隔で並んでおり、無数のカニが団子を形成しています。しばらくじっとしていると警戒を解いて穴から出てきて、こちらが動くと一斉に穴へ隠れる。
これは鳥たちにとってとてもいい採餌場ですね。三番瀬にひっきりなしに野鳥が来訪するのも頷けます。
11:00ごろ、野鳥たちもぼちぼち朝の採餌を終えて
姿がまばらになってきたのと、翌日のゼミの準備があったので、この日はここで撮影終了。
次来れるのはいつになるかな?
反省と備忘録
今回初めて干潟で撮影をして、色々勉強ができました。事前準備、撮影に必要だと感じた事項をまとめておきたいと思います。
- 潮の満ち引きの時刻はしっかり調べておくべし
- 双眼鏡忘れずに
- 長靴を強く推奨
- 寝そべって撮影するならレインコート等準備した方が良さそう
- 折りたたみ椅子があると待機時間が格段に楽になる
- 近くに売店等はないので、食事は事前に買っておく。コンビニは駅まで戻らないとないです。
- ゴミは各自で必ず持ち帰りましょう。明日も野鳥に来てもらうために。